serendipity diary

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信州旅行記(2025・夏)御射鹿池~白樺湖~霧ヶ峰

信州旅行記の続きです。これまでの記事はこちら。

1.信州旅行記(2025・夏)諏訪湖畔一周ウォーキング

翌朝、諏訪を出発して奥蓼科へ向かいました。蓼科にはスキーやハイキングで何度も訪れていますが、奥蓼科まで足を延ばすのは初めてです。

別荘地や山道を抜けてたどり着いたのは、「御射鹿池(みしゃかいけ)」。東山魁夷画伯の作品「緑響く」のモチーフとして知られ、いつか訪れたいと思っていた場所です。

蓼科からはかなり奥まった位置にある小さな池ですが、有名な池とあって、朝から既に数十台の車が停まっていました。静かな水面には、鏡のように緑の木々が映り込み、その美しさに息を呑みました。

ちなみにこちらが東山魁夷画伯の「緑響く」です。私はこの絵を見て、鬱蒼とした森に囲まれた静かな湖を想像していたので、陽の当たる明るい池で、しかも農業用のため池と知って驚きました。

しかも、御射鹿池は強い酸性のため魚が棲めないのだそうです。そんな水をなぜ農業用に?と思ったところ、少し下流にある「笹原ため池」と合わせて温め、中和して使っていることを知りました。

御射鹿池は秋の紅葉の名所としても知られていますが、カラマツ林の黄金色が水面に映る様子もさぞ美しいことだろうと想像します。

この後はビーナスラインを北上し、白樺湖へと向かいました。

白樺湖も、もとは農業用のため池として造られた人工湖ですが、その後観光地として開発され、私が学生の頃は人気のスポットだったと記憶しています。

久しぶりに訪れた白樺湖は、一部のホテルが老朽化し、色褪せていたのは残念でしたが、蓼科山を背景にした湖の景観は、変わらず美しかったです。

こちらは車山方面。湖ではカヤック教室が開かれていました。

湖畔の散策路を歩きました。湿地の緑が美しく、とても気持ちがよかったです。

この後は、ビーナスラインをさらに車山方面に進みました。

途中の展望台からの蓼科山白樺湖の眺め。

さらに進んで、蓼科方面の眺め。雲が眼下に浮かんでいます。

この後、車山高原SKY PARK RESORTに寄りました。車山高原は私が学生時代にスキーデビューした懐かしい場所です。ゲレンデベースは当時のままで、経年劣化は否めないもののさまざまな思い出がよみがえりました。

偶然、この日オープンしたばかりの新しいレストランがあったので、パスタのランチをいただきました。

昼食後、ビーナスラインをさらに進みます。途中の展望台に立ち寄ると、遠くにに富士山がくっきりと見え、その堂々とした佇まいに感動しました。

背後には美しい緑の山、そして青い空。

霧ヶ峰に着きました。霧ヶ峰からも、富士山がよく見えました。

霧ヶ峰では、この日グライダー飛行を楽しんでいる方々がいました。ちょうどグライダーが着陸したところで、それをカートが乗り場まで引っ張っていました。グライダーを間近で見たのは初めてです。

しばらくすると、今度は別のグライダーが飛び立つ場面に遭遇しました。動力を持たないグライダーは、ウインチを使って機体に取り付けたワイヤーロープを高速で巻き取ることで発航します。貴重な場面に居合わせて興奮しました。