記事にするのがすっかり遅くなってしまいましたが、昨年10月に山形を旅行してきました。記憶をたどりながらの旅行記となりますが、お付き合いいただけたらうれしいです。
金曜日、仕事を早退して山形新幹線で天童へ。先に出張で現地入りしていた夫と合流し、土日でレンタカーを借りて、以前から訪れたいと思っていた場所をひとつひとつ巡ってきました。
最初に訪れたのは、宝珠山立石寺(ほうじゅさん りっしゃくじ)。通称「山寺」として知られる、天空の古刹です。1015段の階段を登った先にあるお堂からの眺めが絶景で、いつかハイキングがてら訪れてみたいと思っていました。

登山口から根本中堂(こんぽんちゅうどう)を経て山門へ。ここが奥之院への出発地点となります。ここから800段以上の石段を上りますが、道はよく整備されていて歩きやすかったです。

「修行者の参道」と呼ばれる山道。鬱蒼とした緑がみずみずしく、美しい。

道中には句碑がところどころに見られました。山寺といえば、松尾芭蕉が「奥の細道」で詠んだ「閑さや岩にしみ入る蝉の声」が有名ですが、芭蕉の句碑は登山口を少し登ったところにあります。

弥陀洞 (みだほら)。長い年月の雨風が岩を削り、阿弥陀如来像の姿を作り出したという、自然の芸術作品です。この岩の窪みに仏の姿を見出せる人には、幸福が訪れるのだそうです。

間もなく仁王門が見えてきました。

仁王門の正面です。左右に安置された仁王像が、邪心を抱く者をにらみつけ、山を守っています。

仁王門の脇の岩肌には、小さな岩穴がいくつも見えました。中には古い人骨が納められているそうです。

奥之院に到着しました。

途中の分かれ道から、開山堂、そして五大堂へと向かいます。

細い階段を上り、断崖に突き出すように建てられた五大堂へ。ここは山寺髄一の展望台となっています。

眼下には鉄道や門前町の風景が一望できます。

もと来た道を下りていきます。

美しい杉木立。

紅葉がほんのりと始まっていて、小さな秋を見つけました。